最近道具、竹刀についていろいろと書いてきましたが、関連する内容として今月の剣道日本に大変参考になる記事がありました。
馬場欽司先生が書かれているコラム「敗者はいらない」の今月のテーマが竹刀の重さ、竹刀の重さでした。
あえて重い竹刀を使用し、技前を深く持つ稽古の意義が解説されています。
試合での剣道では色を見せずに打つということが勝利のためには有効な戦法となりますが、馬場先生はあえて色を見せて打つ稽古をされているとのことです。
年齢を重ねると色を見せず瞬発力で打つということができなくなってくる。一方で重い竹刀を使ってあえて色を見せ、相手を金縛りにあわせるような攻めを実行して打てるようになると年齢関係なく相手を打つことができる。技前を深く持つ稽古をするためにあえて自由が利かない重い竹刀をつかうというのも大事な稽古である。
ということです。
僕には全くこんな発想はなかったですね。自分に使いやすい竹刀は何かなと考えているだけでした。
馬場先生のコラムを読んで「深いな〜」、と思いつつ、「俺、軽いな〜」と少し反省しました。
自分に合う竹刀も当然必要ですが、アラフォーの僕にとって必要な稽古は馬場先生が書かれている技前の深さを強化する稽古かもしれません。最初は打たれるかもしれませんが、それに惑わされずにやる稽古が必要なんでしょうね。
重い竹刀、買ってみようかな〜、と考えています。
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明日、1週間ぶりの稽古です。